育児に困った時のワンポイントアドバイス

日々、がんばって育児してるのに「なんで・・」「どうして・・」の連続で、時には怒ってしまった自分にお子様の寝顔を見ながら後悔・自己嫌悪してしまう保護者様もいらっしゃるかもしれません。間違いなく言えることは、発達障がいは保護者様もお子様も誰が悪いわけでもないということです。

発達障がいと言われるお子様は、人間誰しもある得手、不得手の凹凸がただ大きいだけなんです。苦手の部分があったとしても、ある分野では突出した才能をお持ちのお子様も沢山いらっしゃいます。私達は、お子様一人一人の好きなこと・長所を見出し、そこを伸ばすことで保護者様と一緒にお子様の成長を支えていけたらと思っています。

日常においても、特性(個性)に合わせた工夫をしてあげるだけで、お子様が感じている生活のしにくさが軽減されるケースもあります。そういった工夫の基本となる部分をご参考にしていただければと思います。

支援の基本

  • 障がい特性を把握する為の情報(日々のお子様の様子・検査など)を集めて
    お子様に合わせた支援を考える。
  • 障がいによる症状を克服・訓練させることよりも、今お持ちの能力をどう活かすか・
    長所をどう伸ばすかを考える
  • できないことよりも得意なこと・好きなことに焦点を当て、目標までのスモールステップを設定して達成感を持たせてあげる。
効果のない対応

・罰だけを与える

威嚇、怒鳴る、反省文など

⇒自尊感情が低下、不安や恐怖心が高まってしまいます。

・抽象的、一貫性のない指示をする

⇒混乱して何をしていいか分からなくなります。

・人情論に訴える

⇒泣き落としや説得はあまり効果がありません。

効果的な支援

☆具体化する☆

曖昧な表現を避け、何をどうするか、すぐに行動に移せる言い方にする。

*うるさい!⇒声をボリューム2にしてくれる?(スケール使用、TVの音など)

*いい加減にしなさい!⇒あと何分で終われそう?(タイマー併用)

*9時5分前に集まりなさい⇒8時55分

*このへんで待っててね⇒〇〇で待っててね

☆視覚化する☆

口頭での指示より目からの情報の方が理解しやすい場合もある。

①時間を視覚化する(残り時間が見て分かるタイムタイマー、アプリの使用)

②予定を視覚化する⇒見通しが立てやすい

③ルールを視覚化する

   止まる       見る       聞く        待つ  

④強弱を視覚化する

⑤他者との接触を視覚化する

☆肯定的な表現をする☆

「〇〇しないと△△できないよ」、「〇〇しないと□□になってしまうよ」

「〇〇すると☆☆できるよ」

例:「歯磨きしないと虫歯になるよ」

➼「歯磨きしたら、お口の中がさっぱりするよ」

☆自尊感情を高めてあげましょう☆

*長所や独自の発想を大切にする。

*少しでもできたら、以前よりできるようになったら具体的に褒める。

例:はみださずに塗れるようになったね。

  裏と表を間違えないようになったね。

*みんなとやり方やペースが違っていい。

「早く」「ちゃんと」「みんなと同じように」の思いが出てきたら深呼吸してみましょう。

☆ことばを増やす☆

*社会生活で必要な言葉を身につける。

例:挨拶をする、感謝する、頼む、誘う、断るなど

*気持ちを表す言葉を増やす

自分の感情に相応しい言葉が見つけられると、気分のイライラモヤモヤが減少したり相手の気持ちの理解や衝動・怒りのコントロールにつながります。

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